4ヶ月経った頃から説教部屋の数が少しづつ減少。

それでも、必ず一晩に最低3〜4回位は説教部屋あったかなと。

これ、とっても少ない数字です。

 

クラブやバーなどで歌って来た私と、今、ホテルのラウンジで歌う私。

どちらも自分で、それぞれに歌手としてのスキルが必要とされる。

どちらかと言うと、お酒を飲みながらバーで軽く歌ってる位が性に合うと思っている。

でも、ベトナムの場合、それだけじゃなかなか仕事にならないと言うね、、、汗。

それと、楽しいだけじゃ、褒められてキャーキャー言われているだけじゃ伸びませんね。

自分の欠点をストレートに指摘してくれる人がいないと、パフォーマンス向上には繋がらないのだと、この歳になって痛感しています。(遅っ?)

 

ホテルは契約を結ぶため、きちんとお給料が支払われます。

私にとっては、毎回の本番で修行をしながらお金をもらっている感覚なので、それはそれは有難いですよ。

でもね、勘違いしないでくださいよ!

めっちゃ厳しいですからね!(ここ大事)笑。

公開レッスンみたい?

いや、公開説教部屋か?

いやいや、自分なりに頑張って歌ってます。

ちゃんと、LIVEしています。

 

精神的な緊張感に加え、肉体的疲労もかなりのものです。

後半はハイヒールで足が浮腫み、あー足が〜 腰が〜

とか思う気持ちも忘れてしまうほどアドレナリンが溢れてきて一気に1時間歌い通しますよ。

あれ? もう終わっちゃったの! 今日は時間が経つの早かったね!

と、なれば成功。

 

歌い方は確実に変わりましたね。

ラウンジでもバーでもクラブでも室内コンサートでも武道館でだってきっと使える歌い方。

ここに来なければ、ミスターと出会わなければ習得できなかったであろうスキル。

一流の歌手になるための修行はまだまだ続きます・・・

 

ご無沙汰しております。

久々の更新ですー。

今、過去のブログを確認したら、

私6月は一度もブログを更新していなかったんですね。

またしても激動の一ヶ月であったなぁ。

相変わらずホテルはドラマの毎日です。

ベトナムの5つ星ホテルでラウンジシンガーを務めて6ヶ月が経ちました。

なんとかやっと、1タームを無事終了する事ができました!

ドンドン パフパフ

ちょっと振り返ってみたいと思います。

 

このブログでも何度も書いてますが、

実に厳しく、想像を絶する数々の難題が待ち受けていたJAZZ修行。

説教部屋についても書いているので、初めて読んでくださる方は過去の記事をチェケってみて下さいね。

 

契約が決まった時は嬉しくてルンルンだったのに、始まってみたらドッカン。

張り詰めた緊張感の中で本番中にどん底まで落とされて、1 ステージ終わるごとの説教部屋。

(しかも、超ストレートでめっちゃ傷付くやつ。)

 

を、一晩に4ステージね。それを、週に4日ね。

なーーーめーーーてーーたーーー。(?)

いや、舐めてた訳ではないいんだけどなぁ。。。(と、自分に言い聞かせ)

ここ数年、サボってた。(自分のせいだー)

そして、できる!と勘違いしとったのな。。。(ぜんっぜんダメだった、勘違いもいいとこ)

 

日本でのメジャーデビューから18年。

アメリカでもイギリスでも歌ってきた。

東南アジアでだって、歌える自信がちょっとはあったもん。

 

いやいやいやいや、何を言っているのでしょうかカリンさんは。

そんな経歴を持ってるシンガーなんてうようよいるし、

このご時世、はっきり言って経歴などそんなに関係なかったりします。

だって、ここはベトナム。

私の事を知っている人なんていやしないわ。

 

みんさん、

2017年現在の東南アジアの音楽レベルの高さをご存知でしょうか?

特にフィリピン人の音楽性の高さ、神ががったその歌声と様々な楽器を弾きこなすスキル、

そしてレパートリーの多さとオーディエンスへの対応能力。(これ、めちゃ凄いから!)

生きるために真剣に音楽をやって生きている人たちです。

 

ちょっと脱線したので戻りますー。

(って、何だったっけ、、、)

そうそう、厳しい修行の話ね。

仕事はもうスタートしてしまったから途中で投げ出すワケにも行かず、、、焦る焦る。

他のシンガーはオーデションをしているにも関わらず、私は推薦してもらって入ったので辞めたら失礼極まりないし…

いやいや その前に!

そんなに簡単に辞められるシチュエーションじゃないですよね?

という社会のルールをも学ぶことになり….。

もう始めの3ヶ月はとにかく逃げたい辞めたいの諦めモード全快でしたね。

学校とか会社とか?その時にやるべき事、与えられた目の前の事をきちんとやってきていないと

後々苦労しますね。(あなた、何歳ですか?と自分にツッコミをいれてみる)

私はどんだけ好き勝手やって来たんでしょうねぇ、怖ツ。

 

そんなこんなで、出だしは毎日グチャグチャに泣きながら目標の3ヶ月をクリア。

冗談抜きで、ガチ!しんどかったーーーー。

 

4ヶ月が経過したある日、演奏が終わってバックステージへ。

説教部屋、くる、くる、くるーーーー

って、恐る恐る椅子に座って小さくなっていると、、、

目の前にミスターの手が。

ん? なんじゃこの毛むくじゃらの手は???

と、思いながら顔を上げると、、、、

ミスターが、コンぐらちゅレーション!と言って私に握手を求めてきたんですね。

はい?

なんのこっちゃ分からないまま、取り敢えず握手をしてみました。

ミスターがニコニコ嬉しそうに WOW! とか YES! とか連呼してガッツポーズをしていました。

その時、初めて、あれ?今日はお説教じゃないのかな?

と、いつもとは違う雰囲気である事に気がつきました。

なんと私、ステージ 1 をクリアしたんだそうです。

 

思いも寄らぬ 4ヶ月目の素敵な出来事でした。

いつもの私なら、嬉しい事があったらぴょんぴょん跳ねたりして大喜びするのですが、

この時は、なんか意外? って感じでしたね。

どうやってクリアしたか、ちょっと詳しく分からないんですよね。

毎日同じ事を必死こいてやっていただけと言う実感しかなく、

そんなに凄い歌を歌えた記憶もなかったので、キョトンとしていたのを覚えています。ふふ

そんな毎日の積み重ね が、ステージ1をクリアする重要な鍵だったんでしょうか。

ゼンッゼン気付かないでやってましたけどね。

とにかく必死こいて毎日が辛かったもんですから。

嬉しかったですよ、やっぱり。

4ヶ月目にして、その日は初めて説教部屋行きがなかった日でした。

 

つづく…